懐かしき格闘の日々
黒豆健太君と、楓ちゃんの日記を見て、紅の小さい頃のことを思い出しました。

(写真は、紅が来た日と翌日のものです)

紅が我が家に来たとき。まだ53日で本当に小さくて、ブリーダーさんからも「この子は小さいですよ」と言われていて、あまりの小ささに驚いて・・・
その分、人間とのかかわりは上手ではありませんでした。

つまんない


来た日から、ものすごい甘噛み。紅も戸惑っていたんだと思いますが、私たちもどう対応していいかわからず、血みどろでした。

トイレの覚悟はしていましたが、こんなにコミュニケーションをとるのが難しいとは思いませんでした。
実際、紅は尻尾を振るまでひと月以上かかったと思います。

特に、紅ははとのコミュニケーションがうまくいかず、紅が何を求めているのかちゃんと気づいてやることができませんでした。

家に来てから2~3ヶ月の頃、紅ははが育児ノイローゼになりました。
「こんなにかわいがって、こんなに大切に思っているのに・・・」
自分の思いを紅がわかってくれず、紅の思いもわかることができず、本当に泣いてばかりの日々でした。

その頃、紅家のある自治体で“犬のしつけ講座”が開かれました。
獣医師会主催のもので、埼玉にある『オールドッグセンター』の藤井先生が講師をしてくださいました。
講座が始まるまで、どこのどんな先生か知らずにいたんですが、紅ははが昨日まで読んでいたしつけ本の著者でした。
目からうろこの内容で「よし!家に帰って即実行!!」
と、思ったのですが、そんなにうまくいきません。

近くのドッグランで月に一回行われる、NGOによるしつけ教室でも、
「この子、柴ちゃんですからしつけはしっかりしないといけませんよ」
とアドバイスを受け、しつけ教室に通う決心をしました。
紅、6ヶ月の頃です。

行きつけの獣医さんに相談したところ「区のしつけ教室で講師をお願いする先生は良いよ!遠くても、行く価値はあるよ」
と、紅ははが講座を受けたことを知らずにアドバイスしてくれました。


携帯くらべっこ


その頃、紅を飼う以前にインターネットで探した、ご近所の豆柴の飼い主さん(最近お見かけしませんが、おなじブリーダー出身の“つえちゃん”です)にいろいろ教えていただいており、しつけ教室の相談もしたところ、つえちゃんが4ヶ月の頃1ヶ月預かりコースに行っていたところを紹介してくださることになりました。

またまた偶然、藤井先生の『オールドッグセンター』でした。

片道1時間半。渋滞で3時間かかって帰ってくることもありましたが、1~2週に1回、3ヶ月ほど通いました。
「都会に住む家庭犬として困らないように」
それは犬のしつけと言うよりも、飼い主のしつけの様でもありました。
おかげで散歩をしていても「なんていい子なの」と、言ってもらうことが多くなりました。

「ここまですれば良いかな」そう思った紅家は、7~8回の訓練で終了しました。(何回と言う決まりはなく、納得するまでなのです)

順調な生活だったのですが、ある時期から紅が噛む様になったんです。

太ももやふくらはぎ、二の腕、腕の内側、手の甲、手のひら・・・
軟らかいところに向かって口の先のほうでチョンとだけ噛むんです。
走ってきてジャンプして、ガッって噛んで走り去るんです。
血は出ません。ですが2センチほどの丸い青あざが何十個(大げさじゃなく)できてしまい、長袖長ズボンでないと外を歩けないほどでした。

外では決してそんなことないんです。家の中でだけ・・・
何かを訴えたいのでしょうが、紅ははにはわかりません。
仕方なく『オールドッグセンター』に連絡したところ、神奈川に住む先生がセンターの授業(トレーナーの育成学校もあるんです)のない時に、家に来てくださることになりました。

紅ははと紅の関係を見るやいなや「順位が逆転してますね」
紅が自分の“我を通す”ための“噛み”だったようで、ホールドスチール(犬を座らせ後ろから抱え込み、人間が上だということを教え込む)での上下関係修復から矯正が始まりました。
外でいい子ということは、リードでつながれていると勝手ができないから、ということで、家の中でもリードをつけることになりました。

好きなことをしようが、物陰に隠れようが紅の好きにはできません。
好き勝手しようとするとリードを手繰り寄せられホールドされます。
夜寝るときも紅はは達のベッドの横のゲージの中に入れられます。

“リードをつけると自由がなくなる”
2~3日で、リードを手繰り寄せて手の下に隠し、私たちに取れないようにするという技も身につけました。

リードをつけてから2週間ぐらいで全く噛みはなくなりましたが、気を許すわけに行かず“お部屋でリード”は1年近く続きました。

「もう良いじゃん」そう思うこともありましたが、ここまでしなかったら、今の関係は築けていなかったと思います。

犬の性格にもよりますが、家族が増える以上、努力は必要だと思うんです。

飼い主が困ることをするから捨ててしまう。
考えられません。
エッセイストの中谷彰宏は『犬を飼うと恋人ができる。マメ柴と話す45の方法』のなかで「捨てるのなら、飼い主が責任を持って食べなさい」と書いています。
極端ですがそこまで責任を持つべきです。
紅ははは、捨てるのなら「自分の手で殺しなさい」と言いたい。
自分の手で愛犬の首を絞め、自分の手でバスタブに沈めなさい。
その時、どんな目で見つめられたか、どんな感触だったか、それを一生背負って生きるべきだと思うんです。

紅ははよく「紅は私が産んだ」と言いますが、そのぐらい紅に対して思っています。
この子が不良になっても、親に暴力ふるっても責任は私なんです。飼い主なんです。この子が悪いわけじゃないんです。

今までも、これからも責任を持って家族に接していきたいと思います。

それにしても、紅ちっちゃい。

大きなサークル


「いろんなことがあったね~。でも、今はおと~しゃん、おか~しゃんに抱っこされるの大好きよ。噛むなんてとんでもない!!もうそんなことしないよ。
それにしても、あたし小さいね。
生後40日の子供たちのほうが大きい気がする・・・」
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【2007/09/01 17:34 】
ちび紅の頃 | コメント(6)
とうちゃん!その間違いは無いよ!!
2003年10月13日記念すべき日。紅が我が家にやってきた。

空港でやらかしてくれた紅は、紅ははのひざの上に乗せられ一路紅家へ・・・
と、ちょっとその前に近くのホームセンターへ。
というのも「明後日送ります」と言う風に急に我が家へ来ることが決まったため、何の用意もしていない。
フードの器は送ってもらったのだけれど、サークルはもちろん、お水のボールにトイレ&トイレシート、おもちゃの一つも買っていない。
駐車場の車に紅おやじと紅を残し、紅ははペットコーナーへ!
とりあえず急ぎ必要のあるものを手にレジに並ぼうとしていると・・・
紅おやじからの電話・・・

はじめまして


おやじ「大変!紅ちゃんおチンチンが付いてる!!」
はは「そんなばかな!!」
おやじ「紅ちゃん、男の子だよ」
はは「ちょ、ちょっと待て!すぐ行くから」

私、もしかしてブリーダーさんに間違えて申し込みしたんじゃないかしら?
ああどうしよう。今さら変えてくださいなんて言えない。
でも、どうしても女の子が良かった。まさか、男の子だなんて・・・

たぶん、紅はは真っ青だったと思います。
車のドアをガッと開けると、泣きそうな顔をした紅おやじが紅のオマタ全開で私に見せる・・・

はは「?」
おやじ「ほら~、チンチン付いてる・・・」
はは「・・・それ、女の子ですけど」
おやじ「へ???これ、チンチンじゃないの?」

紅おやじ、今まで赤ちゃんワンコ見たことなかったんです。
おやじにとって生まれて始めてのワンコとの生活が始まりました。

ペコちゃん


「と~しゃん!なんて間違いするのよ!恥ずかしいわ!!
あたしは間違いなく、お・ん・な・の・こ!」
【2007/07/12 01:10 】
ちび紅の頃 | コメント(3)
ご対面
黒豆健太君や楓ちゃんのblogで、なつかしいゲージの写真を見て、紅のも引っ張り出してきました。

紅が我が家に来たのは2003年10月12日。
「羽田空港に11時ごろ着きますので」とのブリーダーさんからの連絡。
「げっ!!」その日は午前中法事なんです。我が家から空港までは車で20分とかからない距離。でもどんなに頑張っても1時になっちゃう!!
「大丈夫ですよ。空調も心配ありませんから。受け取ったらすぐ水を飲ませてあげてくださいね」
その言葉に安心しつつも、速攻貨物ターミナルへ!

小さな赤いゲージ(黒豆健太君!うちは赤でしたよ)の奥のほうにモゾモゾ動く影が・・・ち、ちっちゃい!
同じく子犬を引き取りに着ていたペットショップの人が覗き込み「え”~本当に小さいんですね~!!」と、驚いていました。

子ダヌキ


ちっちゃいけど・・・たぬき?柴の子って顔黒いんですよね。なので、まるで子ダヌキです。

そうそう!水をあげなきゃと車に乗せゲージを開けると速攻飛び出してきて、車の中を嗅ぎまくり!しかも、お水の用意をしている間にブリーダーさんが一緒に送ってくださったフードのビニールを自分で引き裂いてカリカリ、ボリボリ食べ始めちゃった!
「あら~お腹がすいてたのね~」なんて笑っていましたが、後で読んだブリーダーさんからの手紙には“お湯でふやかして与えてください”って書いてありました。。。

ご飯も食べて、水も飲んで「もういらないの?」と、紅ははがフードを差し出した途端!

しちゃいました・・・生理現象とはいえ、かなりの大物だと直感したのです。

車の中でそそう


「だ、だってしたかったんだもん!
食べる。飲む。出す。あたりまえでしょ?
今さらみんなに言わないでよね。もうすぐママなのよ!恥ずかしい!」
【2007/06/27 01:11 】
ちび紅の頃 | コメント(3)
お見合い写真
紅は、ペットショップではなくブリーダーさんにお願いした豆柴です。

“赤柴の女の子が欲しい”とお願いしてから半年
「産まれましたよ。写真を送ります」
と、送られてきたのがこの写真です。
(日本犬豆柴育成普及会『摂州宝山荘』の豆柴はこの写真から始まります)
30~40日目ぐらいの写真だったと思います。
「小さめの子です。胸の白い模様も通好みで、大変いい子です」とのお話。
いい子も何も、こんな写真見せられて「この子じゃイヤ!」なんて言う訳がありません。
気がきつそうなのにビビッている・・・なんともいえない顔です。

この写真を見た瞬間から、我が家は親ばか街道まっしぐらです!

お見合い写真


「び、ビビッてなんか無いわよ!お見合い写真だっていうから、受けがいいようにカワイ子ぶってみただけよ!まんまと引っかかったわね!」
【2007/06/16 00:52 】
ちび紅の頃 | コメント(0)
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