2007年7月24日
紅はママになりました。
今日の記事を書くにあたり、まず最初に一言。
「紅、お疲れ様。そして、ありがとう」
そして、心配してくださったたくさんのお友達。ありがとうございました。いっぱいいただいているコメントにお返事しなければいけないんですが、まず本日のことを書かせていただきます。
紅家、今日の日を迎えるためにいろんな育児サイトを見てきましたが、今日起こったことは、どこにも書いてありませんでした。
リカちゃんをはじめ、これからママになる方たちにちょっとでも参考になればいいなと思っています。
携帯からの書き込みにもありましたが、夕べからその前兆はありました。
しかし、まさかこんなことになろうとはその時は思ってもいませんでした。
9:15 紅が不安な顔をして震え始めました。尻尾を上げたり下げたり、産箱の中をうろうろしています。
9:30 破水したもよう。しかし、ビチャ〜!とか、ジャ〜!とかではなく、紅は陰部をピチャピチャ音を立てて舐めていたのです。
「これ、破水だよね?」と、確認しあったほどです。
9:50 本格的に巣作りをはじめ、キャンキャン鳴きながら産箱の中を回っています。どこに落ち着こうかな・・・そんな感じです。
この頃は、まだ私たちも落ち着いていました。
10:00 一向に産気づきません。それより、まったりと休んでしまいました。
「あれは破水じゃなかったのか?」心配になり病院に連絡。
すると、11:00になっても第一子が産まれなければつれて来るようにとのこと。
できれば切りたくない・・・そんな思いで、ブリーダーさんに電話。
「病院はすぐ切ろうとするからね。柴は99・9%自然に産めますから、もうちょっと見ててあげてください。」
その言葉を信じ待つことに。
11:00 時々キャンとは鳴くが一向に・・・いきみはするが、なぜか横になったまま。育児サイトにある“ウンチをするような格好”は全くせず。
12:00 変化なし。
12:30 「!!!!」出てる。何かが出てる。
「足だ!!」そうです。逆子です。しかも片足が1センチほど出たまま、それ以上出てこないのです。
急いでブリーダーさんに電話すると「逆子は難しいですが、窒息することはありませんから。足を持って、ゆっくりと関節をはずさないようにイキミに合わせて引っ張ってください。
「できない」そんなこと怖くてできません。それは軟らかい軟らかい足が一本だけ・・・
13:15 全く変化なし。片足が出たままどうすることもできず、最後の手段病院へ。
病院へ行く途中、だんだんと紅の呼吸が激しくなりました。
車のシートでは横になることができず、お座りの体制。
コレがよかったのでしょうか?まさに“ウンチングスタイル”そして、車の振動が陣痛を呼び起こしたようです。
車内に紅の絶叫が響きます。
紅はは、思い切って子紅の足を掴み引き出します。
「この子は死んでいるに違いない。だったら、後の子のために犠牲になってもらいましょう」
走る車の中で、両足が出て、尻尾が出て、そしてお尻が出てきました。
そして、素手のまま思いっきり引き抜くと・・・
「ズルッ」
子紅が半分出てきました。動いています!
あの角を曲がると動物病院。
「先生呼んできて〜〜〜」紅はは叫びます。
そして紅の最後の絶叫は、病院の中まで聞こえたそうです。
13:40 先生方がへその緒を車の中で処理してくださり、お鼻もチュウチュウ吸って下さり、無事黒の女の子200グラムを出産。
「このままお家で出産してみたらどうですか」
そう先生方に言っていただき自宅へ。
14:00 ブリーダーさんに電話。病院に着いたら産まれたことを報告。
動いたことが良かったのだろうとのこと。陣痛が弱かったら部屋中歩かせろとのこと。また、1時間や2時間で出産完了の子もいれば、12時間なんて子もいますからとのこと。
なんだ、時間がかかっても心配しなくていいんだ。
次の子のために、外に連れ出す。ひたすらおしっこをし、水のような便をする。
出てこない。
なんだかまたまたいやな予感。
17:00 やっとのことで陰部に何かが見えてきた。
「顔!」良かった、逆子じゃない。でも変・・・
なんで舌が出てるの?口の周りの毛が見えるの?
羊膜が破れてる!!
またもや陣痛が弱いらしく、鼻先から後を押し出すことができない。
無理やり産箱から引きづりだし、リビングの真ん中で産ませることに。
紅おやじが体を支え、紅ははが尻尾を持ち上げ顔を引っ張る。
しかし、顔のところで紅の力が弱くなる。
「首絞まってる!!」
どうしようどうしよう。これ以上引っ張れない。
17:40 「私できない」
紅おやじに交代。
もう30分こんな状態・・・だめに違いない。
でも、出さないわけにいかない。
またもや紅の驚くほどの絶叫と同時に「ズルッ!」
黒の男の子またもや200グラム
やはり羊膜は破れている。動かない。動かない・・・
動いた!!弱いけど動いた!!
叩く叩く!擦る擦る!
か弱いけれど、生きています。
ミルクを飲むうちに少しずつ元気に。
良かった・・・
さあ、もう一匹。頑張って!
ナント紅!。
リビングを歩くと陣痛が来ると学習した模様。
リードを付けて無理やり歩かせたルートを一人でトコトコ歩いている。
何回か回っては、産箱に戻りいきむ。
また歩いてきてはイキム。
「が、学習してる・・・」
正直驚きました。
18:20 今度は紅ちゃん、産箱の真ん中で、
「キャイン」「ズルッ」
速攻で産みました。
赤の女の子これまた200グラム。

朝の9:15から始まってなんと9時間の出産でした。
どこの誰が「犬は安産」なんて言ったのでしょうか?
こんな出産を経験するとは、紅おやじ紅はは、思いもしませんでした。
こんなケース稀だとは思います。脅かすつもりはありませんが、こんなこともあります。
諦めそうになっても、子どもたちの生命力を信じて頑張ってください。
子どもたちは“生まれて来る為に宿った”んですから。

さてさて、昨日の夜からほとんど寝ていない紅ちゃん。
お疲れ様。これからまだまだ大変だけど、家族みんなで頑張っていこうね。
?あれ?
1匹多い

「あのさ〜、疲れてんだからそういう冗談やめてくれない?
でもホント『自分で自分を褒めてあげたい』」